サムゲタン(参鶏湯)
サムゲタン
(삼계탕、参鶏湯)
「삼(サム、参)」は「高麗人参」の「参」。
「계(ゲ)」は「鶏」、「탕(タン、湯)」は「鍋」料理のことです。
暑い季節に、栄養を補給する食べ物として、
若い鶏に餅米を詰め、高麗人参などと一緒に煮込んだスタミナスープです。
韓国には、「薬食同意」という考え方があり、
「サムゲタン(삼계탕、参鶏湯)」は正にそのような食べ物です。
サムゲタンは外国人にもよく知られていますが、
高麗人参が世界的に認知されるにつれ、サムゲタンも知られるようになったそうです。
有名なサムゲタンの作り方をご紹介しましょう^^
「サムゲタン」
材料(2人前):
サンゲタン用鶏 2羽(400~500gほどの若い鶏)、
もち米 3握り(約150g)、ねぎ 1本、にんにく 10片、なつめ 7個、
高麗人参 少々、キバナオギ(황기、ファンギ、皇耆) 少々
まず、もち米をきれいに洗い、水につけて30分以上、ふやかします。
もち米をふやかす間に、サムゲタンの材料を準備しましょう。
上のように材料を準備しましたが、
お好みによって、量を変えたり、他の材料を足してもOKです。
もし、栗があれば、栗も入れたら良いですよ^^
鶏は、サムゲタン用の若くて小さな鶏が良いです。
500gくらいの鶏です。
準備した鶏は、尻尾を切り、きれいに洗います。
中まで、きれいに洗いましょう!
洗ったら、少しの間、水を切り、ふやかした餅米を詰めましょう。
煮込む間に広がらないよう、糸で縛ったり、串で刺して足を固定します。
もし、糸や串がなければ、片方の足に包丁で穴を開け、
もう片方の足を穴に通して、足が交差するようにすればOKです。
セクシーな足♡
それでは、お鍋に、準備した材料を入れ、鶏がつかるくらい水を注いで、
ふたをして、強火で煮込みましょう!
沸騰しだしたら、ふたを開けて、上のあくを取りましょう。
あくを取ったら、火を中弱火に下げて、約50分ほど、しっかり煮込みます。
煮込む時間は、鶏の大きさや水の量、火の強さなどで変わってきます。
鶏にしっかり火が通ったか、確認するには、鶏の肉が暑い部分に串を刺して、
スーッと通るか、串を抜いて血が出ないか、で分かります。
煮込んだサンゲタンを器に入れ、ねぎを少々ふりかけましょう。
塩と一緒に、お好みに合わせて、玉ねぎや青唐辛子などを
一緒にいただきましょう^^
暑い季節に、元気が湧きあがりますよ!
じっくり煮込んだサムゲタン、おいしく召し上がれ♡
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