アウクチュク(冬葵粥)
アウクチュク(冬葵粥)
(아욱죽)
「아욱(アウク)」とは、「冬葵(ふゆあおい)」のこと。
と、言われても、「冬葵」がどんな草か、よく分かりませんよね…
昔は、日本でも食用・薬用として利用されていたようですが、今ではあまり利用されません。
しかし、中国では「野菜の王様」と呼ばれた重要な野菜であり、韓国でも愛されてきた野菜なのです。
「冬葵」は、やわらかい葉と茎を食べ、主にスープなどの料理に使われます。
また、種を生薬として用いたり、お茶にすることもあるそうです。
そんな「冬葵」を使った、韓国の代表的料理、「아욱죽(アウクチュク、冬葵粥)」を紹介します^^
「アウクチュク」
材料(1人分):
冬葵 1握り、テンジャン 大さじ1、クルマエビ 1/2握り、
冷や飯 1膳、おろしニンニク 大さじ1/2、塩 少々
だし汁材料:
イワシ煮干し 1握り、昆布10×10cm 1枚、水 4カップ、清酒 大さじ1/2
冬葵は、茎の堅い皮をむいて準備します。
堅い皮は、煮てもやわらかくならないんですーー;
堅い皮をむいた冬葵は、粗塩を少しまぶして、モミモミもみ込みます。
緑の汁が出てきたら、水で3~4回すすいだあと、食べやすく切りましょう。
お鍋に、水4カップとイワシ煮干し1握り、昆布1枚を入れて煮込みます。
だし汁が沸騰したら、まず昆布を取出し、
清酒大さじ1/2杯を入れて、さらに7~8分間煮込みましょう。
7~8分後に、イワシ煮干しを取出します。
ダシを取ったスープに、テンジャン大さじ1杯を溶かしながら入れ、
おろしニンニク大さじ1/2杯を入れて、ぐつぐつ煮込みましょう。
沸騰するスープに、クルマエビと冷や飯1膳を入れ、
さらにぐつぐつ煮込みます。
沸騰しているお粥に、食べやすく切った冬葵を入れたら、
弱火にして、ご飯がたっぷりふくらむよう、十分煮込み、
塩で味を調えれば完成です!
冬葵粥は栄養豊富で、便秘に良いと言います。
やわらかくて香ばしい、健康にも良いのアウクチュク、
おいしく召し上がれ♡
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