チャンチククス
チャンチククス
(잔치국수、宴麺)
「잔치(チャンチ)」は「祝宴」のこと、
「국수(ククス)」は「麺類の総称」で、たいていは「そうめん」のような麺を指します。
つまり、直訳すると、
「잔치국수(チャンチククス)」とは、「お祭り素麺」になります。
韓国では、結婚式・誕生祝い・還暦祝いなどで、
「麺のように、長く幸せに暮らせるように♡」と、
お客さんにふるまってきたお料理が、チャンチククスだというわけです。
なので韓国では、
まだ結婚していない人に、「早くククスを食べさせてくれ」という言い回しで、
結婚の催促をしたりもします^^
とはいえ、チャンチククスはお祝いのときだけ食べる特別な料理ではなく、
普段から食べる身近なお料理でもあります。
素朴な韓国の麺料理、チャンチククスの作り方をご紹介しましょう^^
「チャンチククス」
材料(2人分):
イワシ煮干し 1握り、昆布(10cm×10cm) 1枚、にんじん 1/2個、
玉ねぎ 1/2個、エホバク(育ちきっていないカボチャ、ズッキーニでもOK) 1/2個、
油、塩、卵 4個、素麺
薬味材料:
グック醤油 大さじ3、ジン醤油 大さじ3、ごま 大さじ1、わけぎ 4本
お鍋に、水8カップ、イワシ煮干し1握り、昆布1枚を入れ、煮込んでダシを取ります。
一度沸騰すれば、ふたをして、弱火で約10分ほど煮込んでダシを取りましょう。
ダシを取ったら、煮干しと昆布を取り出して、澄んだダシ汁だけを冷まし、
冷蔵庫に入れて、冷たくして準備しておきましょう。
野菜を準備しましょう!
にんじん1/2本、玉ねぎ1/2本、エホバク1/2本。
エホバク(애호박)は、丸く育ちきる前に収穫したカボチャで、
韓国ではよく使われる食材です。
ズッキーニに似ていますが、少し小さいです。
準備した野菜を長細く切りましょう。
温めたフライパンに油大さじ1杯を敷き、まずニンジンを炒めます。
次に、エホバクを入れ、炒めます。
最後に、玉ねぎを入れ、炒めましょう。
玉ねぎが、だいたいやわらかくなれば、塩小さじ1/2杯で味付けします。
卵4個に、塩少々を加え、よくかき混ぜます
温めたフライパンに油を少し垂らし、卵を薄く焼いてください。
薄く焼いた卵は、完全に冷ましてから、
数枚重ね、半分に折って、細く切ります。
グック醤油大さじ3杯、ジン醤油大さじ3杯、ごま大さじ1杯、
ごま油大さじ1杯、わけぎ4本を刻んで混ぜ、薬味を作ります。
このように、ククスに使う材料を十分に準備しておけば、
食べるとき、麺だけ茹でて楽に食事を用意できるので、良いですよ^^
お湯を沸かして、麺を茹でます。
泡が吹き零れそうになったら、水を半カップほど入れて泡を沈めましょう。
麺が茹で上がれば、流れる水ですすぎ、水をよく切りましょう。
器に麺を入れ、準備した具を乗せて、スープを注ぎましょう。
薬味をお好みで加えれば、チャンチククスの完成です!
海苔を細かくしてまぶしても美味しいですよ^^
おいしく召し上がれ♡
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