タンス ウロク
タンス ウロ
ク
(
탕수 우럭
、
糖水クロソイ
)
「
우럭
(ウロク)」は、「
クロソイ
」という魚のことです。
「
탕수
(タンス)」は、おそらく「
탕수육
(タンスユク、
酢豚
)」の「
탕수
(タンス)」を用いたものと思われます。
豚肉の代わりに、魚の
クロソイ
を使うので「
탕수 우럭
(タンス ウロク)」と言ったのでしょう。
実はこの料理、あまりメジャーなお料理ではありません。
近年、韓国では秋夕に祭祀を行わない家庭も増え、祭祀用の料理もあまり作られなくなりました。
その代りに、各家庭で特別料理を用意しお祝いする場合が増えたようです。
そんなおめでたい日の特別料理として、「탕수 우링(タンス ウロク)」をご紹介します^^
「
タンス ウロ
ク
」
材料
:
クロソイ(中) 2匹、
卵 3個、
小麦粉 大さじ4、
片栗粉 大さじ3、
エゴマの葉 10枚、
ねぎ 1本
クロソイ下味付け:
醤油 大さじ2、
みりん 大さじ2
탕수(タンス)ソース:
乾燥シイタケ 3個、
黄・赤パプリカ 1/2個ずつ、
ピーマン 1個、
砂糖・お酢 大さじ3ずつ、
醤油 大さじ2、
片栗粉水(片栗粉・水 大さじ2ずつ)、
チキンコンソメ 1個、
水 400cc
クロソイ
は、スーパーで下処理がされたものを用意しました^^
まず、
クロソイ
に下味を付けるのですが、クロソイをよくすすぎ、水を切ってから、切り目を2ヶ所つけましょう。
そして、
クロソイ
に下味をつけるために、醤油とミリンを同量で大さじ2杯ずつ入れ、混ぜましょう。
たいてい、醤油とミリンは、1:1の比率で混ぜていろんなお料理に使えますよね^^
クロソイ
に、醤油とミリンを混ぜたソースをまんべんなくかけましょう。
3~4時間、浸けておけば、しっかり味が付きますよ。
全日に浸けて、冷蔵庫に入れておけば、もっと楽ですね^^
ちなみに、魚料理でミリンを使うのは、魚の生臭さを消し、加熱による肉崩れを防ぐ働きがあるからだそうです。
下味を付けた
クロソイ
に、小麦粉でまんべんなく衣を着せましょう。
卵を溶いて、2枚目の衣を着せるのですが、卵にも少しミリンを入れると、生臭さを取ってくれます。
卵3個に小さじ1杯くらいのミリンでOKです^^
「みりん(미림)」は、韓国でも通じる日本語ですよ
♡
「맛술(マッスル)」とも言い、直訳すると「味酒」ですね。
卵 3個、ミリン 小さじ1杯、そして、片栗粉 大さじ3杯を入れて混ぜましょう。
クロソイ
に、卵で衣を着せましょう。
中弱火で温めた油に、
クロソイ
を入れ、表・裏とまんべんなく揚げましょう。
食べる直前に、もう一度揚げて食べると、サクッと美味しく召し上がれますよ^^
次に、ソースを作りましょう!
野菜は、パプリカ、ピーマン、シイタケを準備しましたが、お好みの野菜でも結構です。
パイナップルを入れても美味しいですよ^^
砂糖・お酢 大さじ3杯ずつ、醤油 大さじ2杯、チキンコンソメ 1個、水 400ccを入れ、煮込みましょう。
ぐつぐつ煮たら、野菜を入れてもう少し煮込みましょう。
ソースに、片栗粉水(片栗粉・水 大さじ2ずつ)を入れ、とろっと煮込めばソースも完成です^^
トッピングする野菜を用意しましょう!
ネギは、5cmの長さに切った後、3回ほど折りましょう。
そうして切ると、細く切れますよ^^
細く切ったネギを水に入れ、辛味を抜きます。
エゴマの葉も切って用意しましょう。
お皿に、ソースを注ぎ、その上に、揚げた
クロソイ
を置いて、エゴマの葉とネギを乗せれば、華のある「
タンス ウロク
」の完成です!!
おいしく召し上がれ♡
◇ 関連商品 ◇
ジン醤油(930ml) 310円
カートへ
▲